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10月14日(木) 7歳になりました!

18時16分、オフィスで仕事をしているとケータイの着メロ(今月はSTYXの「♪ミスター・ロボット」)が鳴る。テルノからカエレコールだ。
「パパ、今日あたしの誕生日。早く帰ってきて」
「ああ、分かってるよ。エイトマンで帰るからな」
19時04分、退社。電車中、志水辰夫の新刊『ラスト・ドリーム』を読みながら待ち合わせの地元レストランに向かう。
19時53分、レストラン到着。「あれ?まだ来てないぞ」
20時12分、ひとり、ビールで寛いでいると「あ、パパ!」とテルノとヒロシがレストランのドアを開けて駆け込んでくる。
「なんだ、遅かったじゃないか?」
「だって、テレビ視てたんだもーん」
「しょうがないな。パパは飛んで帰ってきたんだぞ」
「ゴメン、ゴメン ^^;」
「ま、いいさ。今夜はテルの誕生日だから、皆でご馳走食べよう。好きなもの頼みな」
「やったー!あとでシャーベットもいい?パパ」
「パパ ボクモ タンジョービ ダカラ アイスクリーム!」
「ヒロシは8月だったろーがー。ま、いいか。今日はお姉ちゃんのお祝いだからな」
「ヤッター ヤッター ヤッターマン!!」

21時24分、食事を終え、4人で家路につく。
「パパ、きょうは月が見えないねえ」
「テルが生まれた7年前の今日は月がきれいだったよー」

22時39分、歯磨きを終えたテルノとベッドイン。きょうの絵本は『かみさまからのおくりもの』。BGMは、チャーリー・へイデンの新譜「Land of the sun」。

22時49分、絵本を読み終えると、テルノが訊いてきた。
「パパ、あたしの生まれた日のこと、教えて」
「うん、テルはさ。富山で生まれたんだよ」
「知ってる。ママのジッカだよね、富山は。パパはそのとき、そばにいてくれたんだよね?」
「ああ、いたさ。ママの出産に立ち会ったからね。生まれたテルを最初に抱かせてもらったよ」
「そうなんだ( ^‐^)。ねえ、あたし、そのとき泣いてた?」
「うん、最初は泣いてたけど、パパに抱っこされたら泣き止んだよ」
「(^v^)」
「あれから7年かー。大きくなったな、テル」
「ふわぁー。。。パパ、もう寝よ」
「おやすみ、テル。明日もパパとご飯食べような」

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10月1日(金) Wait For The Magic

6時50分、「パパ!ハヤク オキテ!」。ヒロシ(4歳1ヶ月)に叩き起こされwake up。
「フワァー、眠いよう。。」。昨夜は仕事スタッフの送別会で26時帰宅だったし。
6時55分、カミさん(35歳)はキッチンで弁当作り。
「あれ、きょうは二人分?」
「テルちゃん、学童だもん」。そっか、きょうは都民の日で小学校は休みか。確か「カッパのバッヂ」をもらって、それ付けて行くと動物園とかはタダなんだよな。ガキの頃、よく母親と行ったっけ。
7時15分、シャワーを浴びて多少スッキリ。ミネラルW500ml飲。BGMは、ホール&オーツ初期の代表作「アバンドネッド・ランチョネット」。
7時25分、テルノが起きて来る。
「パパ、昨日は何時に帰ったの?」。最近言い方がカミさんに似てきたよな、テルは。
7時40分、「じゃあ、送り、よろしくね」と、カミさんは颯爽と出勤。
「ラジャー。きょうは早く帰るよ」
7時44分、朝からおもちゃで遊んで朝食を手をつけようとしないヒロシにイエローカード。その横で僕は保育園の連絡ノートを書きながらトーストを齧る。「パパ、お湯沸いてるよ!」
8時06分、「ほら、着替えろー」。二人のシャツとズボンを選ぶ。涼しくなってきたのでそろそろ長袖がいいかな。
「パパ、これもう、小さいよー」。そっか、テルはもう120じゃないとダメだよな。
「パパ、チッコ!モッチャウ!」とヒロシ。
「自分でしておいで」
「オッケー」。最近ヒロシは自分でトイレが出来るようになった。電気を点ける→ズボン&パンツを脱ぐ→便座によじ登る→用を足す→水を流す。うん、カンペキ!でも手も洗えよ。
「パパ、スッキリ シタヨー!」。フリチン小僧、早くパンツはきな。

8時14分、久々にチャリに二人を乗せてペダルを漕ぐ。まずはテルノの学童へGO!
8時21分、学童着。門のところでテルノとバイバイ。
「パパ、きょうは早く帰るからな」
「じゃあ、絵本と、耳かきして!」
「ラジャー&ラジャー」
「ネーネー(お姉ちゃん)、イッテラッシャーイ。マタ ヨル アソボーネー!」

8時32分、ヒロシの保育園着。担任のU先生に来週の運動会の日の登園時間や持ち物を確認する。
「ヒロシくんの〝エイサー〟上手ですよ、おとうさん。運動会楽しみにしててください!」
「ハハァ、それで家で太鼓叩いてるですね、奴は」
8時40分、ヒロシとハグ&バイバイ。
「きょうは早く帰るからな。一緒にお風呂入ろう」
「ラジャー!」

8時49分、駅の駐輪場にチャリを置いて電車で会社へ向かう。BGMはドゥービー・ブラザーズの『Livin' on the Fault Line』。ジェフ・バクスターのG渋し!確かこのアルバムをLPで買ったのは16歳のとき。26年前か!
9時21分、出社。ログイン。
9時33分、朝礼後、メール怒涛のレス。週末は仕事溜めないようにしないとね。

15時04分、MTG中に母親(74歳)からメール。<お父さんが、入院しました。。>
16時02分、MTG終了。リラックスルームに行き、母親に電話をする。
「どうしたの?」
「きょうも外来で行ったんだけど、センセイが『点滴治療の効き目がないから、入院してもらって脊髄から薬を入れましょう』って」。
「病院はD大付属だよね?」
「そうよ」
「わかった。オレも週末行くから。何か足りないものはある?」
「ないわよ。でもお父さんに顔みせてあげて」
「もうほとんど視えないんだろ?」
「・・・そうだったわね」。あれから父親の視力はさらに落ちて、もはや色も黒と赤しか識別できないのだ。

18時55分、何となく落ち着かず仕事をしていると「パパ、何時に帰るの?」と、テルノからカエレコール。
「飛んで帰るよ」
19時26分、「じゃあ、お先。みんな、いい週末を」とスタッフに言い残し、会社を出る。

20時13分、「ただいま」と帰宅。
「ア、パパ オカエリー。モウ オソカッタ!プンプン!」。プンプンは最近ヒロシのかわいい口癖だ。
「ごめん、ごめん。ほら、牛乳買って来たぞ」

20時15分、食卓につき缶ビールを開け、まず半分ほど飲む。
「親父、きょう緊急入院したってさ」
「倒れたの?」
「いや、脊髄から薬入れるんで、外来じゃダメみたいなんだ」
「そう。お義母さん、大変ね。私も行った方がいいかしら」
「いや、個室で完全看護らしいし、特に困っている様子じゃなかったよ」
「ねえ、おじいちゃん、どうしたの?」と、テルノ。
「うん。病院に入院したんだって」
「えー、じゃあ、あたし、お見舞いに行かなくちゃ!パパ、明日行く?」
「うん。でもテルとヒロシはもう少し経ってから連れて行くよ」
「えー、どうして?ツマンナーイ」
「ボクモ ツマンナーイ!」
「病院の人がね、『お子さんは、おじいちゃんの容態がよくなるまでご遠慮ください』って」
「ヨウダイはいつよくなるの?」
「すぐなるよ。じゃあさ、テルは折り紙が得意だから、おじいちゃんに鶴でも折ってあげれば?」
「そうだね!えーと、何羽折ればいい?」
「何羽でもいいよ。『おじいちゃんの目が治りますように』って祈りながら折るんだよ」
「うん、わかった。ヒロシくんもやろうよー」
「ボク ヒコーキ オルー!」。明日、持って行ってあげよう。

21時17分、テルノとヒロシの3人で入浴。湯船であったまりながら「きょうの一日」を報告し合う。
21時36分、「・・・27、28、29、30!デルヨー!」。湯船で遊びまくった二人が脱浴。フー。

22時02分、耳かき&歯磨き後、ソファーでヒロシと絵本タイム。テルノは一人で読書
「パパ、コレー」。ヒロシが棚から抜いたのは『おじいちゃんのいす』。BGMはエルヴィス・コステロの『ノース』。
22時58分、テルノとベッドイン。
「パパ、これ読んで。」と持ってきたのは、藤城清治の影絵絵本『ロンドン橋でひろった夢』。BGMはアル・ジャロウの「♪Wait For The Magic

「この本のお話のように、おじいちゃんにも奇跡が起きるといいよな」
「そうだねー、パパ」。どうか折り紙の願いが届きますように。


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